1980年2月26日、海上自衛隊が環太平洋合同演習(Rim of the Pacific Exercise。リムパック)に初めて参加しました。リムパックは、アメリカを中心とする環太平洋その他の諸国海軍によって、1971年以降ほぼ2年に1回、ハワイ周辺海域で実施されています。専守防衛を旨とする自衛隊が集団的自衛を想定しているリムパックに参加することは憲法9条に違反すると、当然反対運動がおこなわれましたが、政府は自衛隊のリムパック参加を強行しました。
1960年以降、日本政府は軍国主義的な政策よりも経済成長を重視してきましたが、1978年にアメリカとの間で日米ガイドラインを合意するころから政策が大きく変わっていきました。こんにち自衛隊の海外派遣が日常化していますが、自衛隊のリムパックへの参加はその先駆けだったといえます。
いま改めて政府を監視する国民の力が問われています。